さみしいはいかれてる

今日も仕事だった。特別自分が好きなお客さんが来るわけでもなく、いつも通りだ。この仕事を始めてから10月の後半あたりで1年になる。色々な年代のお客さんを見てお話してみて分かったことがある。みんな寂しいのだ。結婚をしていても寂しい。彼女がいても寂しい。大切にする女性がいないから寂しい。寂しいから、癒しをお金で買っている。

 

好意(特に色恋)って言うもんは、本当に年齢関係なくて、40の男が20の女を好きになるなんて至極当たり前。自分と相手の価値観が合致していたら、それだけで好きになってしまうなんて事もあるんだもの。モテてなんぼの職業だけど、みんな少しいかれているなぁ、と思う。明日の朝になれば、ばかなこと言ったなあって分かるはずなのに。

 

みんな私の何処を見て好きだと思うのだろう。「具体的に私の何処が好きなの?」と聞くことがある。滅茶苦茶に面倒臭い質問で吐き気がするけどね。私だったらこんな事言われたくないもの、面倒臭いし。でも、“君の全部が好きだよ”なんて聞きたくない夜があることを私は知ってる。

今日は、ほんの少し疲れた。いつも疲れているけれど。

 

 

 

 

 

コップはいつだって空で、水が満たされることはない。